2022/4/23(土)ちばだん、石井食品、良品計画の3者による共同開発 千葉県産有機野菜を使った加工食品新発売

ー千葉県産有機農産物の生産と消費をつなぐ地域ブランドー

「ちばびお」の加工品シリーズが誕生します。

「千葉県を有機に里に!」という呼びかけのもと、生産者、加工業者、流通・販売業者、消費者、そして自治体等が集まり設立された“有機の里づくり”千葉県団体連絡会(通称:ちばだん)が、千葉県産有機農産物の生産・消費拡大を目指し、その第一弾として、同団体会員である石井食品株式会社、及び株式会社良品計画の千葉・会津事業部と、有機農産物を使ったスープ&リゾット3アイテムを共同企画・開発しました。

“ちばだん”が展開する千葉県産ローカル&オーガニックの地域ブランド「ちばびお-CHIBABIO」の加工食品シリーズ「まるかじりちば」として、4月23日(土)にオープンする「無印良品」 イオンタウン旭での販売を皮切りに、千葉県内の無印良品店舗、石井食品直営店、更に県内スーパーマーケット、生活協同組合、自然食品店、直売所などで順次販売予定です。

千葉県ローカル&オーガニック

―持続可能な地産地消フードシステム構築へ向けて―

今後、“ちばだん”では、自治体を通じた有機JAS認証取得サポートや栽培技術普及等の生産現場の支援、県内生産者と販売・消費の場をつなぐローカル物流網改革等に取り組みながら、千葉県ならではの持続可能な取り組みで生産される旬の野菜や穀物、そしてそれらを使った加工食品の商品・販路開発を進めていきます。

“有機の里づくり”千葉県団体連絡会(通称:ちばだん)について

長年、国内における有機農業、オーガニックの普及に取り組んできた各分野のスペシャリストによって2020年2月に設立。有機生産者はもちろん、加工業者、流通・販売・物流事業者、生活協同組合等消費者団体、自治体など、ローカル&オーガニック”に関心を寄せる様々な千葉県内の組織や個人が、業界の垣根を超えて参加。千葉県の持続可能な地域フードシステム構築に向けて、連携・協働するネットワークです。

オーガニックに関する専門知識に基づく各種支援と、千葉県の有機農産物・加工品を、直接同県内の消費・利用とつなぐ取り組みを通じて、「千葉県を有機の里に!」ーローカル&オーガニック拡大を図ります。

‘22年春「ちばびお」加工品共同商品企画・開発プロジェクトのメンバー

石井食品株式会社

1946 年千葉県船橋市にて佃煮製造を開始し、真空包装品・煮豆小袋を発売。その後1970年には業界初の調理済みハンバーグ 『チキンハンバーグ』 を発売。1974年には 『イシイのおべんとクン ミートボール』でおなじみの「ミートボール」を発売。素材本来の美味しさを最大限に引き出すため、「無添加調理」に取り組んでおり、味や色そして食感など素材のもつ本来の力を生かす調理と技術・本物の美味しさの追究を行っています。※石井食品での製造過程においては食品添加物を使用しておりません。

株式会社良品計画(千葉・会津事業部)

良品計画では、無印良品の店舗の展開以外に千葉県内で地域との取組みとして、廃校の活用(南房総市にあるシラハマ校舎での「無印良品の小屋」の販売、大多喜町旧老川小学校の利活用)の他、食と農をテーマとした直売所の運営(鴨川市にある里のMUJIみんなみの里)をおこなっております。今回、“有機の里づくり”千葉県団体連絡会、石井食品株式会社の取組みの主旨に賛同し、共同開発商品の販売を契機に、県内における有機農産物の生産普及、販売・活用の推進を進めて参ります。

材料を提供いただいた千葉県の持続可能な農業に取り組む生産者

  • 株式会社ONE DROP FARM(千葉県市原市):有機にんじん
  • 農地所有適格法人・株式会社耕す(千葉県木更津市):有機にんじん
  • 「いすみっこ」生産者(千葉県いすみ市):有機米
  • Three Little Birds合同会社(千葉県匝瑳市):有機在来大豆
  • 篠崎農園(千葉県緑区):原木椎茸

※有機JASまたは同等以上の取り組みを評価する「ちばびお」生産基準を満たしています。

’22年春の3アイテム:(下左)有機玄米でつくったリゾット 千葉の有機にんじん彩誉(あやほまれ)、(下右)有機やさいを使ったスープ 素直なにんじん彩誉(あやほまれ)入り、(上)有機玄米を使った参鶏湯風スープ 千葉の有機在来大豆入り。詳しくは特設ページをご覧ください:https://chiba-organic.life/marukajiri-chiba/spring

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