世界に誇るローカルでハッピーな
生き方が叶う場所
Organic Village Chiba
千葉県を有機の里に!
“有機の里づくり”千葉県団体連絡会
“有機の里づくり”
千葉県団体連絡会
通称 -ちばだん –
千葉県内でオーガニックに関わる様々な分野のプロフェッショナルが大集合。
有機農業の生産・加工技術だけでなく、流通、販売、そして認証の仕組みづくりなど、幅広い分野のスペシャリストが、業界の垣根を越えて参加しているのが大きな特徴です。
千葉県内の行政・法人・個人が、サスティナブルな未来のために、千葉でつくり、運び、食べて、使って、そして千葉で子どもを育て、家族や仲間と支え合いながら暮らしていくことを真剣に考え、連携して行動を起こすべく立ち上がりました。
そんな“ちばだん”は、千葉産ローカル&オーガニックブランド「ちばびお」を共同で企画・運営しています。
VISION
人を含む自然界のすべてのいのちが生かされる
オーガニックを地元ちばの
あたりまえにしたい。
MISSION
千葉県内の有機農業生産・消費拡大のエンジンになる!
生産から消費、破棄までのフードチェーン(食糧供給の流れ)の各段階に関わる団体・個人が連携し、以下の取り組み等を通して、環境保全及び持続可能な地域づくりのため有機農業の拡大を図ります。
■千葉県内コミュニティ物流の構築
■千葉県内を中心にした小売店での販売、公共調達(学校給食等)での利用推進
■千葉県を“有機の里”として日本及び世界に情報発信
■千葉県内コミュニティ物流の構築
■千葉県内を中心にした小売店での販売、公共調達(学校給食等)での利用推進
■千葉県を“有機の里”として日本及び世界に情報発信
ISSUES
まったなしの気候危機を前に、
持続可能な農業が人も地球も守る!
はずなのに、
転換を阻む壁がある。
気候変動への有効な対策であると同時に、土壌の質の改善、生態系の保全、種や生物多様性の実現などの課題を解決するオーガニック・有機農業。SDGs達成に大きく作用すると言われ、国内外で転換を急ぐ声が上がっています。
有機農業を行う生産者のうち4人に1人は新規就農者で、既存農家の32%は条件が整えば有機農業に転換する意思*を示していても、実際に”はじめること”、”つづけること”がむずかしい理由があります。一人の努力や、一団体の奮闘だけで取り組むことは難しい、フードシステム**全体に立ちはだかる4つの壁とは
*出典:(特非)IFOAMジャパン オーガニックマーケットリサーチプロジェクト「日本におけるオーガニック・マーケと調査報告書」(2010-2011)
*フードシステムとは:農林水産業から、食品製造業、食品卸売業、食品小売業、外食産業を経て、最終の消費者の食生活に至る食料供給の一連の流れを指す。“食”のサプライチェーン。
技術・認証の壁
病害虫や雑草対策や土づくりなど有機栽培の要になる基本技術や、有機JAS認証取得の費用や書類の多さなどがハードルに。適切なサポートや情報が生産者に届いていない。
物流の壁
指定産地制度や選択的拡大政策によって、単品で産地別に大量生産・物流されるのがまだまだ一般的。少量多品目が多い有機農産物に適したリーズナブルな物流構築は急務。
販売の壁
売り場に商品が揃わないかも(チャンスロス)…。有機農産物供給の量的安定性への不安等を理由に、小売店が有機農産物の販売に積極的ではない。
コミュニケーションの壁
一見値段が高い”オーガニック”には、確かな安全性や環境への利点などの確固たる「良さ」があるが、そのベネフィットをスーパーなどの売り場だけでは伝えきれない。
CO-CREATION
生産から消費までの共創なくして実現しない
2050年までに
有機農業圃場25%!
農林水産省が「みどりの食料システム戦略」* にて発表した2050目標。現在、千葉県内で有機農業が行われている農場はたったの0.6%**です。それを25%にまで拡大していこうという挑戦を意味します。更に、化学合成農薬の使用量の50%削減、合成化学肥料の使用量の30%削減。これはら25%の農場で有機農業が実践されたからといって到達は難しいでしょう。
*参照:みどりの食料システム戦略
**参照:第3次千葉県有機農業推進計画
だから“ちばだん”は、
大きく2つの「共創」で挑みます。
農業の現場での共創。根強い「有機農業VS慣行農業」という捉え方や、環境配慮型農業の“流派”の違いを超えること。ここ千葉県で農業をしつづけられる未来と、地域コミュニティのあり方を、共に考え、学び合い、実践していきます。
流通の現場での共創。家庭や学校給食などでの消費拡大をリードすべく、生産・製造、卸・小売、そして自治体まで一丸になり、千葉産ローカル&オーガニック「ちばびお」のブランディング・マーケティングに取り組みます。